shiseido art eggとは

資生堂ギャラリー公募展 第17回shiseido art egg

シセイドウアートエッグは、新進アーティストのみなさんを応援する公募プログラムです。入選者には資生堂ギャラリーでの個展開催の機会を提供。アートのチカラによって未来の可能性をひらくチャレンジングな作品を募集します。

資生堂ギャラリーは1919年にオープンし、「新しい美の発見と創造」という理念のもと活動を続け、ジャンルを問わず多くのアーティストを輩出してきました。2006年からは、美によって未来の可能性を描くアートのチカラを信じ、公募プログラム「shiseido art egg」を開始。これまで延べ48名(組)の入選アーティストが個展を開催し、その後も活躍の幅を広げています。

昨今のパンデミックや気候変動がもたらす不安などは、人びとの価値観に大きな影響を及ぼしています。私たちは、これまで疑いようのなかった既成概念や慣習の変化と向き合いながらも、美しく健やかな社会の未来を願っています。「shiseido art egg」では、こうした願いに共感し、人びとの感性と多様な価値観を刺激し、新たな美の可能性を押し広げてくれるみずみずしいアートを生みだす新進アーティストを応援していきます。

美のチカラでよりよい世界を目指すこと 「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」が資生堂の企業使命です。

公募概要

実施の流れ | 審査員(ポートフォリオ審査) | shiseido art egg賞 | アーティスト支援 | 応募方法 | shiseido art egg これまでの入選者 | shiseido art egg入選者よりメッセージ

実施の流れ

1.  応募期間         2023年6月15日(木)~6月29日(木)17時まで ※第17回shiseido art egg応募受付は締め切りました。
2.  ポートフォリオ審査    2023年7月~8月上旬頃
3.  入選者発表        2023年8月頃 入選者3名(組)をウェブサイトにて発表
4.  入選者個展開催期間    2024年1月~5月頃(資生堂ギャラリーにて各30日間程度)
5.  shiseido art egg賞発表   2024年6月頃

審査員(ポートフォリオ審査)  

伊藤俊治(美術史家|東京藝術大学名誉教授|資生堂ギャラリーアドバイザー)
光田由里(美術評論家|多摩美術大学教授|資生堂ギャラリーアドバイザー)
資生堂ギャラリーキュレーター、学芸スタッフ

shiseido art egg賞(賞金20万円)  

選出された3名(組)の個展開催後、さまざまなクリエイティブジャンルで活躍する審査員3名が1つの展覧会を選出します。

アーティスト支援

1.  入選者に資生堂ギャラリーでの個展開催の機会を提供
2.  作品制作補助費50万円(別途、展示施工費等の一部は資生堂ギャラリーにて負担)
3.  審査員からのレビュー掲載、資生堂ギャラリーキュレーター、展示・設営専門スタッフ(照明含む)による個展開催のサポート等
4.  展覧会風景の撮影(スチル、動画)、展覧会記録制作(入選者3名(組)の個展記録をまとめたもの)
5.  広報活動(資生堂ギャラリーウェブサイト、SNS、YouTube等での紹介、プレスリリース配信、メディア向け内覧会、PR等)

応募方法  

下記ページを参照のうえ、応募フォームよりご応募ください。

応募要項|応募用紙|会場図面

shiseido art egg これまでの入選者   

第1回 平野薫★、水越香重子、内海聖史
第2回 窪田美樹、槙原泰介★、彦坂敏昭
第3回 宮永愛子★、佐々木加奈子、小野耕石
第4回 曽谷朝絵、岡本純一、村山悟郎★
第5回 藤本涼、今村遼佑★、川辺ナホ
第6回 three、鎌田友介、入江早耶★
第7回 久門剛史、ジョミ キム★、川村麻純
第8回 加納俊輔、今井俊介★、古橋まどか
第9回 川内理香子★、飯嶋桃代、狩野哲郎
第10回 川久保ジョイ、GABOMI.、七搦綾乃★
第11回 吉田志穂、沖潤子★、菅亮平
第12回 冨安由真、佐藤浩一、宇多村英恵★
第13回 今村文、小林清乃、遠藤薫★
第14回 西太志、橋本晶子★、藤田クレア
第15回 石原海、菅実花、中島伽耶子★
第16回 岡ともみ、YU SORA、佐藤壮馬

★はshiseido art egg賞受賞

shiseido art eggこれまでの入選者

shiseido art egg入選者よりメッセージ  

宮永 愛子さん (第3回shiseido art egg入選)

活動拠点:京都府

2019年「宮永愛子:漕法」高松市美術館、香川
2021年、2022年「第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界」資生堂ギャラリー、東京

2009年 shiseido art egg 賞受賞
2019年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞

作家として“どこかで展覧会をしたい! 今のここではない別のステージにゆきたい!”と思っている方は沢山いるのではないでしょうか。どうしたら未来が見えるのか、きっかけはどこにあるのかと。かつての私もそう。そんな人こそ応募したらよいと思います。制作から展示、会期中の人との出会いまで、ここでは一人では体験することのなかったことを経験することでしょう。懐のある資生堂ファミリーに出会えるのは幸せなチャンスです。

宮永 愛子《message 2019/2021/2022》 2022 ナフタリン、石(陶片)、ミクストメディア

宮永 愛子《message 2019/2021/2022》 2022
ナフタリン、石(陶片)、ミクストメディア

今井 俊介さん (第8回shiseido art egg入選)

活動拠点:東京都 

2022 年、2023年「スカートと風景」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川、東京オペラシティアートギャラリー、東京
2019年「range finder」Kunstverein Grafschaft Bentheim, Neuenhaus, Germany

2014年 shiseido art egg 賞受賞

展覧会はひとりで作るものではないという当たり前のことを強く感じたことを覚えています。担当してくださったスタッフさんとともに作り上げた展覧会でした。設営業者さんのプロフェッショナルな技術を目にしたことは今でも役だっていますし、自分でできないことは頼んでしまったほうがクオリティが上がるという事に気づけたのは良かったなと思います。資生堂ギャラリーで個展をやりきれたことは自信につながりました。自分的には良い展覧会だったので、その後の展覧会の際の基準としてとても役立っています。

今井 俊介《untitled》2022 acrylic on canvas 210x550cm 国立国際美術館蔵 Photo: KEI OKANO

今井 俊介《untitled》2022
acrylic on canvas 210x550cm
国立国際美術館蔵
Photo: KEI OKANO

川久保 ジョイさん (第10回shiseido art egg入選)

活動拠点:ロンドン

2022年「Picturing the Invisible」王立地理院、イギリス
2020年「ヨコハマトリエンナーレ2020」神奈川

2015年 VOCA展2015 「大原美術館賞」受賞

自分にとってはshiseido art eggの展覧会はキュレーターと一緒に展示を作る初めての経験でした。しかも、一人の作家に一人のキュレーターが付き、そのアドバイスやサポートはとても貴重でした。まだ展示の経験が少なかったときに、頭の中のアイデアを高い完成度で現実の展示に作り上げることに必要な過程を経ることができたのは非常に良い経験でした。 また、普段一人の活動が多かった自分にとっては他の入選者がある種の「同期」となり、過去に排出されていった先輩アーティストや学芸チームのみなさんがひとつの心の拠り所になったのも案外嬉しいことでした。

HP http://www.yoikawakubo.com/

川久保 ジョイ 《Waiting for Diogenes》2020 Single channel video (HD, 72min), chalk, oil on canvas, plaster and oil on canvas, vintage postcards, laser printed paper. 「ヨコハマトリエンナーレ2020」展示風景 Photo: Otsuka Keita Photo courtesy: the artist, the Organizing Committee for Yokohama Triennale and Yamamoto Keiko Rochaix, London.

川久保 ジョイ 《Waiting for Diogenes》2020
Single channel video (HD, 72min), chalk, oil on canvas, plaster and oil on canvas, vintage postcards, laser printed paper.
「ヨコハマトリエンナーレ2020」展示風景
Photo: Otsuka Keita
Photo courtesy: the artist, the Organizing Committee for Yokohama Triennale and Yamamoto Keiko Rochaix, London.

冨安 由真さん (第12回shiseido art egg入選)

活動拠点:東京都

2022年「瀬戸内国際芸術祭2022」豊島 甲生地区、香川
2021-2022年「アペルト15 冨安由真 The Pale Horse」金沢21世紀美術館、石川

資生堂ギャラリーは銀座の一等地にあり、普段から素晴らしい企画展示をされているので観客の関心も高く、そこで展示をするには通常かなりのキャリアを積んでからでないと難しいですが、shiseido art eggはキャリアのまだ浅い作家にも機会が開かれている貴重なものになります。私がshiseido art eggで展示をした時は、無名だったにも関わらずSNSで話題となり、連日本当に多くのお客さまがいらっしゃいました。そこから認知度が上がり、その後のキャリアの発展に大きく影響しました。また、審査員の方々や学芸員の方々、他の歴代の作家さんたちとも繋がる良い機会となり、その後も関係を続けさせていただいております。大きなギャラリー空間での展示は、自分自身の制作・展示のスキルアップという点でも大変勉強になりました。多くの作家さんにご挑戦をお勧めいたします。

HP http://www.yumatomiyasu.com/

冨安 由真 《漂泊する幻影》2021 「KAAT EXHIBITION 2020 冨安由真展|漂泊する幻影」展示風景 KAAT 神奈川芸術劇場 Photo: Masanobu Nishino

冨安 由真 《漂泊する幻影》2021
「KAAT EXHIBITION 2020 冨安由真展|漂泊する幻影」展示風景
KAAT 神奈川芸術劇場
Photo: Masanobu Nishino

遠藤 薫さん (第13回shiseido art egg入選)

活動拠点:東京都(から各地へ)

2023年 「第三弾 Osaka Directory 遠藤薫展『重力と虹霓/ パイパティローマについて』」大阪中之島美術館、大阪
2022年「国際芸術祭あいち2022」一宮市豊島記念資料館、愛知

2019年 shiseido art egg 賞受賞

10年かけてあらゆる土地を赴いて積み重なった何事かを、初めてインスタレーションとしてホワイトキューブに展開させていただきました。
それまでは、特異な場所での展覧会経験が多かったので、資生堂ギャラリーのような物の配置の全てが意味になるような真っ白な空間に、1から作品を構成することは、とても貴重な経験でした。
キュレーター、インストーラー、照明さん等とのやり取りや、配布物やポスターやカタログ制作、インタビューなど、展覧会に関する一通りの経験を与えていただけたことも、その後の活動に活かされていると思います。

HP https://www.kaori-endo.com/
Twitter https://mobile.twitter.com/mosimosikaori/
Instagram https://www.instagram.com/_kaori_endo_/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D

 遠藤 薫 《羊と眠る》2022 「国際芸術祭あいち2022」展示風景 Photo: ToLoLo studio/Aichi Triennale Organizing Committee

遠藤 薫 《羊と眠る》2022
「国際芸術祭あいち2022」展示風景
Photo: ToLoLo studio/Aichi Triennale Organizing Committee

お問い合わせ 

資生堂ギャラリー公募展事務局
artegg@to.shiseido.co.jp 03-3572-5120(11:00~17:00 月曜休み)
「Q&A(よくあるご質問と回答)」を 参照いただき、それでも不明な場合は上記までお問合せください。