次回の展覧会

「第14回 shiseido art egg」

会期: 西 太志展
橋本 晶子展
藤田 クレア展

資生堂ギャラリーでは、公募プログラム第14回「shiseido art egg」(シセイドウアートエッグ)入選者3名による個展を、それぞれ開催いたします。
14回目となる本年度は、全国各地より215件の応募をいただきました。今回も資生堂ギャラリーの空間を活かした独創的なプランが多く提案されましたが、選考の結果、独自の視点から今日の世界の新しい価値観や美意識を表現する 3名、西 太志(にし たいし)、橋本 晶子(はしもと あきこ)、藤田 クレア(ふじた くれあ)が入選となりました。

昨年より、資生堂は「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」を新しい企業使命として定めています。アートによってもたらされる美しい出会いや経験は、これまでになく不安定な昨今の世の中において、私たちの生き方や考え方の一つの案内役になるかもしれません。それは、たとえ日常の小さな一部であったとしても私たちの行動を変えていくイノベーションにつながるものであり、今日の世界を美しく、よりよくするのは、私たち自身の行動だとも言えます。

資生堂ギャラリーでは、1919年のオープン以来「新しい美の発見と創造」という活動理念のもと、アートによる美しい出会いや経験を人々に提供する活動を続けてきました。2006年よりスタートした公募プログラム「shiseido art egg」は、瑞々しい新進アーティストによる「新しい美の発見と創造」を応援するものです。入選者は資生堂ギャラリーで開催される通常の企画展と同様に、担当キュレーターと話し合いを重ね、ともに展覧会を作り上げます。

なお、今年度の審査員には、今日のクリエイティブシーンで活躍する異ジャンルのプロフェッショナルとして、今井 俊介(美術作家)、大崎 清夏(詩人)、川上 典李子(ジャーナリスト、21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター)の3氏をお迎えし、shiseido art egg賞の審査を実施します。

※shiseido art egg賞は、3名の入選作家の展覧会のなかから、資生堂ギャラリーの空間に果敢に挑み新しい価値の創造を最も感じさせた作品に贈られる賞。本年度は展覧会開催後に資生堂ギャラリー公式ウェブサイトで受賞者を発表予定。

西 太志展

西は、虚構と現実の境界や匿名性をテーマに制作を行い、絵画と陶土で形づくられた立体作品を通じて、画像と物質性の相互関係を探ります。世界中に氾濫する情報に対して、自身の体験や記憶を織り込みながら再構築する行為は、作家にとってのリアリティを追求するものであり、絵画と現実世界を対比する試みは見るものに新たな景色を提示するでしょう。

1983年 大阪府生まれ
2015年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程 絵画専攻油画修了
京都府在住

主な活動
2018 「NIGHT SEA JOURNEY」GALLERY ZERO(大阪)個展
2016 「シェル美術賞展2016」国立新美術館(東京)参加

「NIGHT SEA JOURNEY」2018 水性アルキド樹脂、油絵具、木炭、顔料、キャンバス

「NIGHT SEA JOURNEY」2018
水性アルキド樹脂、油絵具、木炭、顔料、キャンバス

「明晰夢の案内人」2018 陶土、磁土、麻布、羊毛、顔料  「光の粒が海に浮かぶ」2018 水性アルキド樹脂、油絵具、木炭、顔料、キャンバス

「明晰夢の案内人」2018
陶土、磁土、麻布、羊毛、顔料

「光の粒が海に浮かぶ」2018
水性アルキド樹脂、油絵具、木炭、顔料、キャンバス

橋本 晶子展

橋本は、鉛筆で描いたモノトーンの絵画を現実の世界に同期させ、空間に潜むもうひとつの風景を生み出します。植物やグラス、鳥などをモティーフに緻密に描写された絵画たちは、ギャラリーの白い壁に呼応しながら光や時間、距離、気配を感じさせます。鑑賞者は橋本が創り出す静かな空間と、現実の空間を行きかうことになるでしょう。

1988年 東京都生まれ
2015年 武蔵野美術大学大学院 造形研究科修士課程 日本画コース修了
東京都在住

主な活動
2018 「Yesterday's story」Cité internationale des arts(パリ)個展
2018 「It' soon.」Little Barrel(東京)個展

「Yesterday's story」(部分)2018 鉛筆、紙、部屋 撮影: Watson studio

「Yesterday's story」(部分)2018
鉛筆、紙、部屋
撮影: Watson studio

「It's soon.」(部分)2018 鉛筆、紙、部屋

「It's soon.」(部分)2018
鉛筆、紙、部屋

藤田 クレア展

藤田は、世の中に存在するさまざまな差異や境界線、変化するコミュニケーションのあり方に着目します。人間の関係性を見つめなおし、素材を組み合わせ、動き、音などを用いることで、あいだに存在するエネルギー、リズム、距離、時間/歴史などを表現します。見えない繋がりを感じさせ、記憶を呼び覚ます作品となるでしょう。

1991年 中国北京生まれ
2018年 東京藝術大学大学院 美術研究科修士課程 先端芸術表現専攻修了
東京都在住

主な活動
2018 「交叉域 Cross Domain」蘇州金鶏湖美術館(中国、蘇州)参加
2019 「Resonance Materials Project 2019 〜Sensory〜」(ミラノデザインウィーク)参加

撮影:オリビア・モエクリ

撮影:オリビア・モエクリ

「閾 ~The smallest detectable sensation~」2018 ミクストメディア

「閾 ~The smallest detectable sensation~」2018
ミクストメディア

「Never the same」2019 ミクストメディア

「Never the same」2019
ミクストメディア

「第14回 shiseido art egg」展 開催概要

主催 : 株式会社 資生堂 社会価値創造本部 アート&ヘリテージ室
会期 : 西 太志展
橋本 晶子展
藤田 クレア展
会場 : 資生堂ギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
Tel:03-3572-3901 Fax:03-3572-3951
平日 11:00~19:00 日曜・祝日 11:00~18:00
毎週月曜休(月曜日が祝日にあたる場合も休館)
入場無料

関連企画 開催概要

■ 作家によるギャラリートーク

作家本人が会場で自作について解説します。

1. 西 太志 :
2. 橋本 晶子 :
3. 藤田 クレア :

※事前申し込み不要。当日開催時間に直接会場にお越しください。
※予告なく、内容が変更になる場合があります。
※やむを得ない理由により、中止する場合があります。
中止については、資生堂ギャラリー公式ツイッターにてお知らせします。

・会場:資生堂ギャラリー
・参加費無料