「The Museum of Mistakes (間違い美術館)」を自ら設立し運営するピエール・ルギヨンは、アートがどの様に社会に受け入れられるか、そのシステム自体を私たちに再考することを問いかけます。彼の作品には、布が頻繁に起用され、ルギヨン自身が幅広い絣のコレクションを所有しています。本展でルギヨンは、福岡県八女市の絣職人である下川強臓と共同制作したペインティング「Mérida (Painting for Sale, by the Meter)」を展示し、会期中に販売します。
ジェイ・チュン 1976年、米国マディソン生まれ。キュウ・タケキ・マエダ 1977年、愛知県生まれ。共にベルリン在住。
近年の個展 に「The Auratic Narrative」(ケルン・クンストフェライン、2019年)、「New Images」(House of Gaga、メキシコシティ、2018年)、「Jay Chung and Q Takeki Maeda」(statements、東京、2017年)、「Jay Chung and Q Takeki Maeda」(Essex Street、ニューヨーク、2016年)、「Dull and Bathos」(Galerie Francesca Pia、チューリッヒ、2015年)など。
■ サーラ・ドゥラート (Sara Deraedt)
1984年、ベルギー、リーデケルケ生まれ、ブリュッセル在住。
現在、シカゴ美術館で個展「Sara Deraedt – Ruttenberg Contemporary Photography Series」が開催中。グループ展に「The Photographic I」(S.M.A.K.、ゲント、2017年)、「Foreign Places」(Wiels、ブリュッセル、2016年)、「A wavy line is drawn across the middle of the original plans」(ケルン・クンストフェライン、2012年)、「Attachments & Assignations」(Cubitt、ロンドン、2014年)、「Bulletin Board Blvd」(Pro Choice、ウィーン、2009年)など。
■ ピエール・ルギヨン (Pierre Leguillon)
1969年、フランス、ノジャン・シュル・マルヌ生まれ、ブリュッセル在住。
2013年に「The Museum of Mistakes(間違い美術館)」をブリュッセルに設立。近年の個展に「見習うParler aux yeux Learning from Looking」(Fondation d’Entreprise Ricard、パリ、2019年)、「The Museum of Mistakes: Contemporary Art and Class Struggle」(Wiels Contemporary Art Centre、ブリュッセル、2015年)、「Danse libre」(Mamco、ジュネーブ、2015年)など。グループ展にTaipei Biennial(台北、2017年)、パフォーマンス・レクチャー「スクリーンの約束 La promesse de l'écran.」(カモシカ書店、大分、2018年)など。
■ クララ・リーデン (Klara Lidén)
1979年、ストックホルム生まれ、ベルリン在住。
近年の個展に「Now Two Three」(Weiss Falk、バーゼル、2019年)、「Auf jeden Fal」(ゼセッシオン、ウィーン、2019年)、「Grounding」(Reena Spaulings Fine Art、ニューヨーク、2018年)、「Warm-up」(Piece Unique、ケルン、2018年)、「LAVORO (with Karl Holmqvist)」(INDIPENDENZA、ローマ、2017年)など。グループ展に「Strange Days: Memories of the Future」(Store X、ロンドン、2018年)、「Germany is not an Island」(ブンデス・クンストハレ、2018年)など。
■ カリッサ・ロドリゲス (Carissa Rodriguez)
1970年、ニューヨーク生まれ。ニューヨーク在住。
2020年、シカゴ美術館で個展を予定。2018年〜2019年は、個展「The Maid」を開催(SculptureCenter、ニューヨーク、MIT List Visual Arts Center、ケンブリッジ・マサチューセッツ、ウォーカー・アート・センター、ミネアポリスを巡回)。グループ展に「ホイットニー・ビエンナーレ」(ホイットーニー美術館、ニューヨーク、2014年&2019年)など。
■ 竹岡雄二 (Yuji Takeoka)
1946年、京都市生まれ、デュッセルドルフ在住。
近年の個展に「竹岡雄二|台座から空間へ」 (国立国際美術館、大阪、埼玉県立近代美術館、遠山記念館、2016年)、「竹岡雄二|Museo」(Josef Albers Museum、ボトロップ、2011年)、「竹岡雄二|空間」(Kunstverein für die Rheinlande und Westfalen、デユッセルドルフ、2000年)など。グループ展に「強風の前の静けさ|ラインランドのポストミニマルアート」(Museum Morsbroich、レバクーゼン、2015年)、「ミニマルマクシマル|ミニマルアートとその展開|1990年代の現代美術」(千葉市美術館、京都国立近代美術館、福岡美術館を巡回、2001年)、ドクメンタ9(カッセル、1992年)など。
「Surface and Custom ジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダ、サーラ・ドゥラート、ピエール・ルギヨン、クララ・リーデン、カリッサ・ロドリゲス、竹岡雄二」展 開催概要