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【対談】Nerhol(田中義久・飯田竜太)×渡邊耕一(写真家)

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近年、帰化植物(外国から伝来し、野生状態になった植物)をテーマに制作しているNerholと、同じく植物をテーマに、10月には写真集『毒消草の夢 デトックスプランツ・ヒストリー』を出版した渡邊耕一が、身近な植物の背後に広がる人間と植物との歴史、近代の複雑な流通やそのネットワークなど、植物にまつわる様々な問題や人間との関係における可能性について語ります。

日時:11月18日(金)18:00~19:30
場所:ワード資生堂ホール https://parlour.shiseido.co.jp/shoplist/wordshiseidohall/
人数:50名(お申込み先着順)
無料

Nerhol (第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界 参加メンバー)

田中義久と飯田竜太の二人からなるアーティストデュオ。連続撮影をした数百枚のプリントを束ね、彫り込むことで生まれる立体作品を発表後、ポートレイト、街路樹、動物、水、あるいはネット空間にアップされた記録映像等、様々なモチーフを選びながら、それらが孕む時間軸さえ歪ませるような作品を制作。そこでは一貫して、私たちの日常生活で見落とされがちな有機物が孕む多層的な存在態を解き明かすことを試みている。主な個展「Interview, Portrait, House and Room」Youngeun Museum of Contemporary Art、韓国(2017)、「Nerhol Promenade/プロムナード」金沢21世紀美術館(2016)。2020年VOCA賞受賞。「第八次椿会ツバキカイ8」のロゴは、毎年新たに田中義久がデザインしています。

第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界 2nd SEASON "QUEST”

Nerhol《Trifolium repens》

Nerhol《Trifolium repens》

渡邊耕一

1967年大阪府生まれ。1990年大阪市立大学文学部心理学専攻卒業。2000年IMI研究所写真コース修了。
植物をテーマに写真作品を作り続ける。その切り口は、風景の中の植物を捉えたものから、植物の背後にある目に見えない様々な歴史やそこから垣間見える人間の移動や関係性などを追って展開している。
2015年に初の写真集『Moving Plants』を出版。2017年、現在のエコロジーを巡る危機の中で人々やモノを動かす存在としての植物をテーマにした同名のグループ展(デンマーク)に参加。2022年10月に青幻舎より、新刊『毒消草の夢: デトックスプランツ・ヒストリー』を出版。

渡邊耕一 資生堂ギャラリー「渡邊耕一展 Moving Plants」

©Watanabe Koichi 「Moving Plants#904」

©Watanabe Koichi
「Moving Plants#904」

お問い合わせ: 資生堂ギャラリー 
tel. 03-3572-3901 
fax. 03-3572-3951 
(11:00~18:00 月曜休)
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