定員に達したため、本イベントの受付は終了致しました。
8月26日(火)から12月7日(日)まで開催する「髙田安規子・政子 Perspectives この世界の捉え方」展の関連企画として、作家の髙田 安規子、政子と株式会社資生堂 みらい開発研究所の岡﨑 俊太郎主任研究員(博士)によるトークセッションを開催します。
髙田 安規子、政子は、一卵性双子のユニットで活動するアーティストで、身近な素材を用い、空間や時間の「スケール(尺度)」をテーマに制作しています。作品は、数学や物理学的アイデアを背景に繊細な手仕事や緻密な構成で生み出されるとともに、アートとサイエンスを融合させた独自の感性による表現や丹念なリサーチによる展示でも知られています。
一方、岡﨑研究員は心理学、神経科学を専門とし、近年では、脳科学・心理学領域で注目の「AWE体験*」に着目し”見るだけで美しくなれる”映像の開発をリード、本映像は2025年1月にリニューアルしたShiseido Beauty Park(神奈川県横浜市)で公開されるなど、アートとサイエンスを融合させた独創性の高い研究活動に取り組んでいます。
本企画では、「Art Meets Science / Science Meets Art」と題し、アートの立場から髙田安規子、政子と、サイエンスの立場から岡﨑研究員が、「観る」という行為が心身に及ぼす影響や、本展示におけるテーマの一つとなっている「個と全体」の捉え方などさまざまな角度からトークを繰り広げます。本展覧会の鑑賞体験をより豊かに高めてくれることはもちろん、ものづくりやクリエイティブな活動に携わる方がたにとっては感性やインスピレーションを刺激する時間となることでしょう。